形成外科
形成外科専門医による手術
当院では皮膚腫瘍の手術を積極的に行っています。切除したものは病理検査に提出しますので、正確な診断をお伝えすることができます。
また、巻き爪の治療(分子標的薬の副作用で生じている場合にも迅速に対応します。)も得意としておりますので、お気軽にご相談ください。
当院の形成外科で扱う主な疾患
- 粉瘤など皮膚腫瘍全般(良性・悪性含む)
- 脂肪腫などの軟部腫瘍
- 巻き爪
など
粉瘤
粉瘤は、皮膚の下に袋状の構造物が作られ、角質や皮脂が袋のなかに溜まってしまう病気です。徐々に膨らんで大きくなり、二次感染といって細菌の感染がくわわると、赤く腫れて痛くなり、臭いのあるドロドロした内容物が出てくることもあります。
根本的に解決するには手術が必要です。
皮膚腫瘍
皮膚のできもの(腫瘍)は良性から悪性まで、非常に多くの種類があります。
一番多いものは、粉瘤とよばれる良性腫瘍ですが、ほかにも、脂肪腫、皮様嚢腫、脂腺腫、毛母腫、汗孔腫など様々な良性腫瘍があります。
また、頻度は多くないですが、皮膚腫瘍には悪性のものもありますし、いまは良性でも近い将来悪性化する可能性が高いといわれる腫瘍もあります。
大事なことは、腫瘍をしっかり診察して病理検査で確定診断をすることです。
当院で手術を含め治療を致しますが、必要に応じて他施設へご紹介させて頂きます。
まずはお気軽にご相談ください。
軟部腫瘍
しこりとして触れる軟部腫瘍は脂肪腫や血管腫など様々なものがあります。超音波検査を行い深さや性状を調べて治療を行います。
必要に応じて他施設へご紹介させていただきます。
巻き爪、陥入爪
巻き爪は、爪の端が内側に巻き込んだ状態になることで、多くが足の親指に生じます。端の爪が皮膚に突き刺さってしまう状態を、陥入爪といいます。
間違った爪切りで深爪になっていることや、ハイヒールや革靴など足先が窮屈な靴、外反母趾などによる足変形、寝たきりなどによる荷重不足などが原因となります。また、がん治療で分子標的薬を服用している場合、その副作用として爪囲炎や爪変形による陥入爪が生じることが知られています。
痛みがあるため、かばうように不自然な歩き方をするとさらに巻き爪は悪化してしまいますし、長期間放置しますと、細菌感染や不良肉芽といってジュクジュクした腫瘍を生じることがあり、治療が必要です。
正しい爪切りや靴を見直すことなどのセルフケアや、ワイヤーやクリップを使用した矯正治療も可能ですが、爪の状態が正常になるまで長い時間がかかりますので、強い症状が生じている場合には、ガター法やフェノール法などによる手術治療を提案しています。
当院では、矯正治療として、巻き爪マイスター という矯正具を採用しています。コイルばねに内蔵された超弾性合金ワイヤの弾性力を利用して爪の彎曲を矯正を行う治療で、安全性にも配慮された設計です。装着は5~10分程度と短時間で可能です。手術治療についてもなるべく当日に対応しております。治療自体はブロック麻酔を行い、手術自体も10分~15分程度と比較的短時間で可能です、強い痛みから早く解放されたい場合など、どうぞお気軽にご相談ください。
- クリニック名
- 医療法人社団 躍心会 日本橋室町皮ふ科
- 院長
- 最上真理子
- 診療内容
- 皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科・形成外科
- 住所
- 〒103-0022
中央区日本橋室町1-9-11 - TEL
- 03-5542-1907
- 最寄駅
-
東京メトロ半蔵門線・銀座線
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